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心の膝カックン [ぐだぐだ]


連休に帰省したとき、大学公開講座を受けているという話をしたら
母が「また勉強して、先生になったらええわ」と言い出した。
娘をいくつだと心得てる? 今さら教職めざせってか?
昔から、母も、今は亡き祖母も、私の進路についてはとにかく
教師になれ”の一辺倒。
たいした企業がなく、地元の銀行などお堅い職場は
短大卒しか採用しなかった私の故郷。
4年制大学卒業の女子は、教師になるか玉の輿にのるか
それが「上がり=ゴール」。
だから、私が目指すべきは教師だった。
それは、わかる。
だから、母の頭には「娘は先生になってほしい」と
強く強くインプットされていたのだ。
それは、わかる。

だけど、私は今の仕事を始めてもう20年、
そこそこ評価も得ていて、ちゃんと稼いでいる。
私がやっているのは字幕翻訳で、吹き替えとは別物だということ、
それがどうしても理解できないようだ、とは薄々感じていたけれど
手がけた作品がテレビで放映されたりDVDになったりしたら
知らせたり送ったりしているし、
母にも喜んでもらえている、と思っていた。
好きな仕事を頑張っているのだと、
それはわかってもらえていると思っていた。

でも違った。

母は今でも、娘には先生になってほしいと思っていたんだ。

母はその場で思いついたことを口に出しただけで
価値観の違い、とかそんな大きなことじゃない、
気にすることはない、とわかっているし
普段は忘れているのだけど、何かした拍子にふと
“ああ、お母さんは私の生業が不満なんだ”と思ったりすると
膝カックンされたみたいに力が抜けかける。
そのまま倒れたりはしないけど、ちょっとカッコ悪い、
そんな感じの今日このごろ。

              wine1.gif


タグ:母の一言
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MORIHANA

あー、うちの母なんかを見ていても思うのは、
多分ね、価値観が四半世紀前くらい前でフリーズしてる。
私の場合、仕事じゃなくて、結婚相手ね。
それこそ、医者とか会社の跡取り息子みたいな
人と結婚させたかったみたい…。だから、そういう人の
奥さんの出身校として有名なミッション系の女子校に
中学校から入れられたの、もうね、有無を言わせず。
で、結局、当時新聞社勤務の家人と結婚したので、
未だに、うちの母は家人を好いていない模様…。いろいろ
あってね、今は実家とは思いっきり疎遠なのです。

by MORIHANA (2008-05-16 16:17) 

ぱふ

うちもイロイロあった揚げ句、私の両親が
家人を認めない方向にいっちゃって、今は私、
間に入ってかなり気を使っています。
離れて暮らしているから毎日の生活に
支障があるわけじゃないけど、
けっこう肩の凝る重荷になってます。
家族って、しんどいですよねー はぁぁぁぁ…
by ぱふ (2008-05-17 02:03) 

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